「詐欺」の勢いがおとろえません。

 最近、1月に1回振込みに行くM銀行でのことです。最終振込画面が派手で、目がチカチカしそうな~「振込詐欺」に注意!~という画面に替わってきました。そのぐらいアピールしないと、だまされて、うっかり振り込んでしまう人が多いからなのでしょうね。

 

 今の詐欺は、一昔前の「いかにも...」型は少なく、「当然信じて大丈夫でしょう」型

ばかりのような気がします。被害金額も甚大で、加害者は若者が多いですよね。

遊ぶ金ほしさに詐欺をやるなどと、理由も単純かつ刹那的です。しかし彼らもいずれは

間違いなくお年寄りになり、その時「後悔」や「懺悔」をするのではないでしょうか。

 

 家の子供が以前裁判の傍聴に行った時、「外国人の子が生活苦で飲み物がほしくて万引き

をした、刑事裁判があった、かわいそうだった。」と話してくれたことがあります。

そのような周囲の同情を買う事件は少なくなったのではないでしょうか?

 

 弱い立場の人から大金をせしめ、のうのうと警察につかまらず生活している、信じられません。周囲に「正しい道」に導いてくれる大人が誰も存在しないのでしょうね。

 遊びや派手な生活もいづれは飽きてしまいます。その時「自分はダメな人間だ」ということ

にようやく気が付くのでしょう。